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「10倍速く書ける超スピード文章術」で学んだこと <其の一>

この本は文章が速く書けるようになりたいと思っていたときにタイトルのみに惹かれてAmazonで即ポチしました。

最初に読んだのは常に本を携帯していた頃に名古屋のリニア館までドライブに行ったときです。車の中で読んでいたのを思い出します。ちょうど3年前ですね。

なぜか本を読んでいたときの場所や状況はよく覚えているのです。
久しぶりにこの本を段ボール箱から取り出して再読することにしました。

ブログで何を書くか悩んで手が止まる人、文章のスピードが遅い人は最初の一冊におすすめです。書く前に素材を集めて文章表現にはこだわらないようにする。
本の筆者からのメッセージです。



文章は料理同様、素材が命。書くより素材集めに時間を遣う

 

文章が苦手な人は書くことへのセオリーに沿ってうまい文章を書こうとするから手が止まります。まずは、書く前の準備が大切でここに時間を使えば後から何を書いたら良いか悩まなくて済みます。

準備をしていないから書けないわけですね。書くための準備とは取材を行うことです。何を書くのか(素材を)集めて文章を書くようにすれば速く書けるようになります。

それを徹底するようになってから書くことに悩まなくなりました。どう書くかを悩むよりも何を書くかにスポットを当てます。

書くための素材は自分の経験した真実とエピソードです。数字で示すことができるデータがあればさらに説得力があります。

決してキレイに書こうとしないことです。キレイに書くことへの執着が時間ロスになります。

文章に慣れていない人でも素材があれば10分で400文字書くことができます。素材は箇条書きにして見やすいように工夫すると目で見てわかるので速く書けるようになります。

文章と料理は同じです。素材があれば文章はすらすらと速く書けます。
わたしは文章も素人ですが、それ以上に料理もド素人です。

それでも素材がカバーしてくれるので手の込んでいない料理でも美味しくできたと思うことが多々あります。

難しく調理する必要はなくて、短時間でおいしい料理ができるのです。

 

短い文章と長い文章の違いは素材の量だけ!


たくさん素材があれば数千字ですら書くことができます。
どうすれば沢山書けるかではなくて「何を」書くかが重要です。

素材を集めるには手書きでも良いですが、パソコンで手打ちすると速いです。手書きでメモをしたらそれを参考に必ず文字起こしをして下さい。

やってみるとわかりますが、タイピングすると脳が働いて手書きメモを肉付けしてより詳細に文章が書けます。

素材が集まればあとは読者に分かりやすいように簡単な文章にしていけば完成です。一文一文を短く区切ると分かりやすい文章になります。

何を書こうかゼロから文章を作ってはダメです。素材を無視して考えながら文字を走らせると余計に時間がかかります。

1時間考えて最初は「これだ!」と浮かんでもやっぱりやめておこうとなります。素材は書くためには欠かせません。

素材は一度にたくさん集めましょう。素材が足りなかったから再び素材集めに走るのはダメです。再び素材を集めてくると前の素材との比較になり、どちらにするか迷っている時間が書くのを遅らせます。

みんなに共感してもらいたいと思いながら文章を書くと誰にも伝わらない文章になってしまいます。一人に向けた文章を書くようにすると「何を」書くかが分かってきます。

大勢には伝わらないかもしれませんが、必ず誰かには伝わります。
わたしは10年前の自分に向けて文章を書いています。

もし素材が集まり過ぎたら、あとで削れば良いです。すべてを使おうとする必要はありません。とにかく良い素材だけを使っていきましょう。

 

素材のストックはG-mailの下書きが最強


これは文章の素材になると思ったら、すぐにメモしておくことです。手書きでも良いですが、紙と鉛筆があるとは限りません。

常に持ち歩く頻度ならスマホがベストです。スマホからメールの下書きをいつでも入力できるようにしておきましょう。

筆者はG-mailをすすめていました。わたしもメモアプリよりG-mailの方が使いやすかったです。

素材は突然ひらめくことが多いです。シャワーを浴びているときや通勤電車の中、ふと浮かぶことが多いです。

デスクに向かわなければならないというのは間違いで仕事の良いアイディアも脳が落ち着いた状態の時、ひらめきます。

カフェに行ったり散歩したりすることは気分転換にも素材集めにも最適です。

電車のポスターや貼り紙、街中の広告や大勢の人たちの行動がきっかけになることがあります。色々なことが連想されて素材に変換されていくイメージです。

慣れてくるとカンタンに素材に変換されていくので書くことが多くなり過ぎるくらいです。とても書くほうが追いつかなくなってきます。

素材は現在の記事のためだけでなく、思いついたらメモしておきます。
普段から意見や感想をメールの下書きにストックしておくと、思わぬ時に素材として役立ちます。いつ下書きしたか分からない素材を見返すだけで1記事を書けてしまうこともあります。

積み重ねが重要です。

 

素材を集め過ぎて1記事では収まりませんでした


素材を集めすぎたので記事を2つに分けます。

この記事は<其の一>としました。本の筆者のノウハウを使うことで2,000文字を超える記事になりました。
まだ素材が半分くらい残っているので次の記事で書きたいと思います。